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おおっ!これは!
名前: しまぢろう
[2009/01/20,12:31:25] No.5438 (123.219.253.157)
“伊勢特”こと18200系の名阪ノンストップではないですか! 激レアですよ! 京都〜伊勢間の直通運転用に奈良線・京橿線の小型車の車輌限界と複電圧装置を装備して1966年に誕生しました。性能面では後の近鉄特急車の基本となった車輌で、主に前述の京伊系統など京都線を中心に活躍しましたが、阪伊甲でも定期的に活躍していました。 名阪ノンストップは今でこそアーバンライナー6〜8連が活躍していますが、昭和50年代などは新幹線に押されて利用率は惨憺たるモノで、スナックカー12200系の2連で十分まかなえる時期が続いていました。そんな頃、車輌運用の都合でまれに18200系が名阪ノンストップに入ることがありました。当時は名阪甲と阪奈特急が共通運用だったことから、運用に入ったと思われます。 私も2連単独の18200系名阪甲は1度しか見たことがありません。そのときは車掌台側の電照の行先は無しで蛍光灯むき出し、名阪ノンストップのうちわ型行先板と運転台側の特急の電照種別板だけで走っていました。この18200系やスナックカーは行先板を車載していたのですが、レギュラーで使う行先しか積んでいなかったので、18200系が名古屋まで走る場合は駅常備の行先板を使わなければならなかったのです。 いや〜、ホントにいいもの見せていただきました。 18200系の名阪甲特急は1987年のゴールデンウィークに680系のサヨナラ運転の帰りに名古屋から難波まで乗車したのですが、その時は多客時の増結で名古屋方に連結されており、名阪ノンストップのうちわ型行先板は使用されずに電照式の“難波”だけでした。ちょっと残念でしたが滅多に乗る機会も無いため喜々として乗り込み、約2時間、至福の時を過ごしました。話が脱線しますが、その時は鳥羽→名古屋→難波と、転換クロスシートの元特急車とその後継の特急車で“京都線づくし”をしたことになります。それから2年後の1989年に18200系は“あおぞらU”に改造されてしまい、2006年まで活躍しました。
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