JR貨物のDE10に牽引されているのであれば東海道本線の貨物支線である名古屋港線の名古屋港駅構内(名古屋市営地下鉄の名古屋港駅とは全く異なる駅）にあるJR東海の名古屋資材センターへの回送です。この線はJR東海の保有する線ではなくJR貨物が保有する線なので、写真のようにJR貨物のDE10などに牽引される形になります。

ところで車掌車って何の意味があるのですか？

車掌車はその昔「緩急車」と呼ばれ、今みたいに貨車に直通空気ブレーキが無かった時代、この緩急車からブレーキをかけていました。

その後、直通空気ブレーキが当たり前の時代になっても、貨物列車はあちこちの貨物駅で増解結があり、その業務の「貨物車掌」が車掌車に乗車していました。

そして、国鉄末期、貨物列車の体系見直しで「ヤード操配貨物」から「直通貨物」への転換が図られ、貨物車掌の業務は大幅に減りました。
結果、貨物車掌は車掌車ではなく機関車後部に乗務する移行期を経て、制度廃止になりました。

国鉄末期に車掌車があちこちに売却されましたので、各地で再利用されています。中部エリアでは日本車両からの甲種輸送に連結されているのが有名です。あれは日本車両の添乗係が乗車しています。

トイレ、冷蔵庫、電子レンジなどが備え付けられた車掌車に乗って日本縦断の旅ができたらこの上ない幸せでしょうね！

おざよう様、ヨ太郎様ありがとうございました。
トイレ、冷蔵庫などがあるなら、家に出来ちゃいますね(笑）

私はここの社員ですが、先々週まで苛性ソーダや苛性カリの運搬は終了しました。貨車の老朽化と出荷量が減りローリー運搬に変わったためです。ですから線路もいつかはなくなります。

ＡＡＡ様、ありがとうございました。

どうもいたしまして!!実は最後の日の早朝、うちの社員と名古屋臨海鉄道さんでお別れ運転の式典が行われました。私が入社した時は貨車業務は盛んでしたけどね。さびしい限りです

質問です。
昔からＮＤ５５２ってあったんですか？

そうですね!!私は入社して20年ぐらい経ちますが、この時からすでに活躍していました。詳細は不明ですが、一度同僚に聞いてみますね!!

記憶に有る範囲では、90年代半ば頃に55ｔ機の青い塗色で、白線３本の１号機を見た記憶が有ります。他には35ｔ機が赤と灰の国鉄色で汐見辺りを走っていたのですが、しかしそれはもっと前かと思います。

最近同僚に聞いてみましたが、残念ながらいつから活躍していたのかは分かりませんでした。わが社は昭和40年から液塩や苛性ソーダ、苛性カリなどの貨物輸送を始めまして、先月の3月11日頃、43年程の業務を持ちまして終了しました。ひょっとしたらＮＤ552もこの頃から活躍していたかもしれません。今ここに載っている貨車たちもつい最近廃車のため東港駅へ移動されました。今は線路のみとなり寂しい限りです。 緑幕さまが撮ったこの写真も貴重な1枚になると思います。撮って頂いて感謝します。ありがとう!!

今更ながらですが図面集を見てみると、昭和40〜49年に製造とあるので、最初の方に製造されたものは、名古屋臨海鉄道の設立時から使われていたようです。