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画像タイトル ライターの中の空母【8】 -(155 KB)
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U.S.S.HARRY S. TRUMAN CVN−75 名前: 名鉄電写CVN−78 [2017/09/28,23:54:34] No.1634
 ニミッツ級原子力空母8番艦。 ハリー・S・トルーマン。 起工時はユナイテッド・ステーツと命名されていた。 
 起工1993年11月29日 進水1996年9月7日 就役1998年7月25日。
 左側のインシグニアには“THE BUCK STOP HERE”「ここが決定の場だ。」 ポーカー用語ですが、トルーマン氏は大統領執務室に飾るほど好きな言葉だったそうです。 信号旗 H S T はハリー エス トルーマンのニックネームです。 右側は“GIVE 'EM HELL”「奴らに地獄を見せてやれ。」 何やら恐ろしげですが、挌闘系のスポーツでは一般的な「やっちまえ。」、「痛い目に合わせてやれ。」という意味です。
 
 トルーマン氏の就任経緯は特異で、WWU開戦時から、異例の戦時政府として四期目(1945年〜)になった第32代フランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領(車椅子が必要な不自由な体だった)が脳溢血で死去(4月12日)したため、経験も浅く、戦争の推移状況も不詳のまま、副大統領就任82日で第33代大統領に昇格しました。 在任期間1945年〜1953年。 平凡かつ非凡な大統領と評される彼の功罪は、原爆投下に際し「ヒロシマは軍事拠点である。」との報告書により命令書にサインしたこと(実際には記録が残っていないとされているらしい)。 1945年のポツダム会談でソ連の指導者ヨシフ・スターリンに不信を抱き、その後の米ソ冷戦の発端となったこと。 大統領職の任期を2期8年とし、合衆国憲法に明文化したこと。 ヒロシマ、ナガサキ後の核兵器の実戦使用について大統領の承認が必要となること。などです。
 ミドルネームの“S”はイニシャルのエスであると本人が言っていたそうです。 南部の慣習ともいわれています。 大統領退任後は地元ミズーリ州で余生を送っていましたが、1964年バスルームで転倒し半身不随となり、1972年12月26日に88歳で死去しました。
 また、本艦は原子力空母ジョージ・ワシントンの後継艦として候補となりましたが、被爆国への配慮から回避されました。  


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