今回出張の折り、かの地に赴任中の友人に無理を言って1泊2日でスイスのSLを訪ね、乗車する事にしました。「フルカ山岳鉄道」は行程の都合と、運行本数が少ないのでカットし、日本でも良く紹介されている運行本数の多い「ブリエンツ・ロートホルン鉄道」に向かいました。幸い始発のブリエンツ駅には私鉄の「ツェントラル鉄道」の駅が道路を挟んで反対側にあり、こちらは本数も多く走っているので「ロートホルン鉄道」の発車時間まで撮影することが出来ました。しかしいざ本命の「ロートホルン鉄道」に会ってガッカリしました。本当のSLではなくてSLの形をしたDLだったのです。従って煙突からの黒煙もなく勿論ドラフト音もありません。このギャラリーをご覧の方で、今後スイスのSLを撮影しようと思っている方はご注意ください。現在スイスには黒煙を吐くSLはごく僅かで、「SL列車」と謳っている殆どがSLの形をしたDL列車です。ブリエンツ・ロートホルン鉄道 15号機関車 ロートホルンクルム駅