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全室改 名前: EF57 4 [2014/08/16,08:41:57] No.667
構造は片隅運転台ですが、ポールなどで仕切って最前部をさえぎってあるタイプです。旧国にもあったと思いますが、画像は蒲原に保存されている元西武車です。”全室改”と何かの本でみましたが本当はなんというんでしょうね。
>> 珍しいですネ。 名前: C59182 [2014/08/16,17:57:29] No.668
EF57 4さん、こんにちは。

片隅運転台から全室運転台への改造は結構ありますが、その反対の改造は殆ど知りません。

この片隅運転台は乗務員の作業には大変でしたが、子供達には大人気な車両で、右側助士席側には2〜3人用の座席があり、現在で言う「無料の展望席」でした。

私の知る片隅運転台車両は、関東では京急と営団地下鉄銀座線にあり、どちらも展望席がありました。

京急はご存知の通り当時としては「ハイスピード」の電車(急行と普通の2種類しかありませんが)で、川崎〜横浜間では、「楽々国鉄を抜く」程のスピード、一方銀座線は渋谷の僅かの区間が地上、そしてトンネルへ突入し終点浅草までの「モグラ電車」で、ト ンネル内の走行がたまらなく興奮させられました。

どちらの車両も左右の運転席寄りのドア付近が車掌の乗車位置(つまり車内では乗客と一緒)で、京急はドアのところにブザーが付いており、閉扉の際はこのドアを車掌が押さえていて運転士へブザーで「閉扉合図」、異常がなければ押さえてある扉の手を離し閉扉完了。

一方銀座線はドアスイッチが2個付いており、「此の扉、他の扉」と表示され、閉扉の際は最初に「他の扉」スイッチを操作し他のドアの閉扉を確認、異常がなければ「此の扉」スイッチを操作しすべての閉扉が完了しました。

何れにしろ進行方向左側にホームがあればさほど問題はありませんが、ホームが右側にあった場合車掌は乗客の人混みの中を掻き分け掻き分け進み、右側ドアへと辿り着かなければなりませんでした。

これらの不便を解消するため、昭和30年代から片隅運転台は徐々に全室運転台へと改造されて行きました。


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