初候、涼風至(すずかぜいたる)。 次候、寒蝉鳴(ひぐらしなく)。 末候、蒙霧升降(ふかききりまとう)。 朝晩に少し涼しい風が吹くようになり、蝉の声がクマゼミ、アブラゼミからヒグラシ、ツクツクボウシに代わって、水温と大気の温度差がひらき霧がたつようになる。 日中は生命の危険にかかわるほどの暑さが続いていますが、日の暮れが日ごとに早くなっています。 夏の夜は賑やかでもあり、少し寂しくもあります。 『暑中見舞い』も明日からは『残暑見舞い』となり、お盆を過ぎるころは秋の気配も感じられることでしょう。 暦は『閏う』があるため、二十四節気の日付も年ごとに変わってきます。 これまで一般的な日付でご紹介していましたが、今回より本年の暦に合わせてまいります。 令和元年の『立秋』は8月8日、太陽が黄経135度に達したときを定めます。