片道乗車券 　写真提供：杉岡健二さん 　箱根登山鉄道・直通乗車券 　切符提供：大和権兵衛さん 　ＪＲ発行・乗車券 　切符提供：うえぼむさん 　箱根登山鉄道・連絡乗車券 　切符提供：うえぼむさん

　１枚目は新宿から豪徳寺ゆきの乗車券。（東）の記号は、東口（国鉄）で発売していた東京鉄道管理局の頭文字であると思われる。
　ちなみに、昭和５０年頃に国鉄側の窓口で硬券を買ったときは、様式こそ多少変更されていましたが、（西）新宿駅発行となっていた。現在でもＪＲ東口券売機で買うと東に□で囲った記号が新宿の前についている。
　（精地）のゴム印は地下連絡精算所の略で、小田急５０年史によると昭和２２年４月に連絡口が設置されているので、それ以後であることがうかがわれる。この記号も長らく使用され、硬券の時代は新宿と小田原の連絡口で使われていた。
　ＪＲの券売機での東に□を囲った文字は、ＪＲ東日本の略で、小田原駅のＪＲ口でも同様の乗車券が購入できる。（ちなみに地紋もＪＲ）。
　昭和５０年代に（西）と書いたのは、東京鉄道管理局が３局に分割した後のためで、小田原では（南）と表示されていた。

（情報提供：快速準急さん）

　２枚目の硬券は、箱根登山鉄道発行の小田急線連絡乗車券である。
　３枚目はＪＲ松田駅で発行された、新松田→新宿間の乗車券である。
　４枚目は箱根登山鉄道・関本バス停で発行された、登山バス〜小田急連絡切符である。