2021年12月6日横須賀軍港めぐり船上より
2021年12月6日 横須賀軍港めぐり船上より
オーロラ
約40年前は地球の運命を握っていた2人。 レーガン氏の懐の深さ、ゴルバチョフ氏の変化を恐れない力強さ。 世界のリーダーは柔軟さと勇気を備えていなくてはいけません。 多様な難問にひたむきに取り組んでいくリーダーが少ない現代、大器の登場に期待したいと思います。 1985年11月19日スイス、ジュネーブでアメリカ合衆国と旧ソヴィエト連邦の首脳が初会談に臨みました。 そして、その後の1987年12月8日INF(中距離核戦力)全廃条約の調印に至りました。 残念ながら、2019年8月にはこの条約は失効してしまいましたが… この星は再び自滅の淵を好んで歩んでいるようです。 モスクワ、シェレメチボ空港にて購入。
左は2004年に実施された7隻の空母による同時展開作戦の記念ZIPPO。 コロナ禍の現状では敵はウイルスです。 右は2005年のニューヨークでの艦隊週間の記念ZIPPO。 海に囲まれた日本ならば、もっと海自はアピールしても良いと思います。
本来の図柄の中心部のみをクローズアップした正面と、三又矛を持つトリトン王とほら貝を吹くピピ(?)の裏面です。 両サイドのマーカス「ガイ!ポセイドン!」は省略。 “SHELLBACK” 老練な水夫、船で赤道を越えた人を指すと言います。 1968年4月24日、本艦初の赤道南下を記念して航海の安全を願って製作されたものなのでしょう。 なぞ多きインシグニアですが、図柄の意匠が複雑なほど萌えますよね〜。
名前と容姿のマッチングが最高の艦。 右のデザインはアイランドに見た目不思議な【パゴダ状レーダー】を搭載した姿です。 世界中のNAVYから【ビッグE】と呼ばれ、空母と言えばエンタープライズの感です。 そう、もはやレジェンドです。 CVN−80 ニュー・エンタープライズの就役をしっかり見届けたいです!
「スーパーキャリアーの機能美は破壊的な美しさがあります。」 左はシンプルなデザインのニミッツ。 右は飛行甲板の俯瞰図とトライカラーを引く艦載機の構図。 タバコは副流煙しか吸ったことが無いですが、ZIPPOを持つステータスにはあこがれます。
ミッドウェー級ネームシップ。 起工1943年10月27日、進水1945年3月20日、就役1945年9月10日、退役1992年4月11日、除籍1997年3月17日。 基準排水量45,000t(新造時)、最終改造後諸元、満載排水量70,000t、全長305m、船体幅34。5m、飛行甲板最大幅80.3m、吃水10.7m。 第2次世界大戦の太平洋戦争において、大日本帝國の戦局が大きく変わったとされる海戦がその名の由来です。 今日、この平和な日本で考えると「なんであんなありえねー戦争をしたんだろう?」なのですが、若い世代にはいつもそのことを心のかたすみに持っていてほしいのです。 戦争はゲームではありません。 ひとの命が消え、たいせつなものが失われます。 モデラー、コレクターの真骨頂は過去のそれらに触れ、想いを巡らせ、思慮を重ねるところにあります。 『そうせざるを得なかった』人びとの遺志をくみとり、自分の胸中に刻むことが『そうありたかった』未来をえがくのだと考えます。 1964年6月5日のこの海戦では帝國海軍は大敗を喫し、米海軍はエセックス級を凌ぐスーパーキャリアーの1番艦にその名を冠し、1973年10月5日以降ヨコスカを母港としました。 その後もインディペンデンスCV−62、キティホークCV−63、ジョージ・ワシントンCVN−73、ロナル・ドレーガンCVN−76と連続して世界唯一の米海軍空母の母港となっています。 MIDWAYは現在、カリフォルニア州サンディエゴで博物館として人気を博しています。 また、映画『MIDWAY』は本日公開日です。 ちなみに、MIDWAYはミッドウェー?ミッドウエイ? そして、最新鋭のジェラルド・R・フォード級4番艦の名が『DORIS MILLER ドリス・ミラー CVN−81』と命名発表がありました。2023年起工、2028年進水予定で計画されています。 歴代大統領シリーズかと思いきや、パールハーバーの勇敢な水兵(NAVY CROSS受章)の名です。 アメリカ合衆国ってそういうお国柄なんですね。 次回からは番外篇をお楽しみください。